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飯田市は、長野県の最南端に位置する都市です。養蚕・水引などの伝統産業があり、神楽や人形浄瑠璃の民族文化が現在も親しまれる伝統文化を大事する一方で、太陽や森林などのエネルギーを地産地消のグリーン電力として使用する新しい取り組みを進めるなど歴史と最先端が融合するまちです。
特産品
「水引」は、飯田市の特産品として全国的に知られています。もともとは、冬の農家の副業として水引製造を開始しました。現在では水引自体は機械で製造されることがほとんどですが、水引を使用した雑貨をはじめ、正月飾り・結納品・工芸品など職人が手作りで製作した商品が人気を集めています。
「五平餅」は、飯田市では郷土料理として親しまれています。多くの飲食店で「いいだ五平もち定食」がメニューにあり、単品だけではなく、定食として食べられることが多いです。
「伊豆木のさば寿し」は、伊豆木八幡宮のお祭りの際に、神前にさばの「姿ずし」を備え、各家庭でもお祭りの日にはさば寿司を作って食べる習わしがあります。昔から食べられてきた郷土料理です。
「市田柿」は、小ぶりで、もちもちした食感と品のよい甘さが特徴の干し柿です。収穫・皮むき・乾燥まで手間暇かけてひとつひとつ手作業で出荷されます。最近では台湾など海外にも輸出されています。