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北海道江差町は北海道の南西部にあり、西部が日本海に面した町です。北海道文化発祥の地ともいわれ、江戸時代にはニシン漁によって繁栄を極めました。北海道の民謡・江差追分の発祥の地としてもよく知られています。
町は東西に流れる厚沢部川により二分されており、東部には山岳が多いです。江差町のシンボルともいえるかもめ島の対岸に、市街地が形成されています。
特産品など
農産物は、米・大豆・小豆・馬鈴薯・カボチャ・ブロッコリーなどが作られています。江差の米のブランドにはふっくりんこ・ななつぼし・きたくりんなどがあります。また、小豆を利用した五勝手屋羊羹も有名です。海産物ではいかや、紅ズワイガニが知られています。
郷土芸能
有名な北海道の民謡・江差追分は、その起源がはっきりしないほど古くから存在し、北海道と本州から運ばれた文化とが融合する中で自然発生的に生まれ、唄い継がれてきたといわれています。北海道遺産にも選定されています。
ほかにも、五勝手鹿子舞・江差餅つきばやし・江差さめ踊りなど、さまざまな郷土芸能の存在する土地です。
観光スポット
江差町を代表とするスポットには、まず日本海に向かって翼を広げているような形の島・かもめ島があります。また、幕末の軍艦・開陽丸の記念館があり、江差の海に座礁・沈没した舟から引き揚げた3000点の遺物が展示されています。歴史的建造物が並び、江差町のかつての繁栄をしのべるスポットとして、いにしえ街道が有名です。北海道最古の神社・姥神大神宮も見応えたっぷりです。