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宮城県名取市は宮城県の南部に位置しており、北隣には名取川を挟んで政令指定都市の仙台市があります。
名取市は歴史的な資源が数多く残る街でもあり、東北地方最大の前方後円墳の「雷神山古墳」があります。
平安時代に書かれた「源氏物語」の主人公である光源氏のモデルと言われている藤原実方朝臣に関連する伝承も多数ある土地でもあります。
特産品(笹かまぼこ)
名取市には特産品もたくさんあります。「笹かまぼこ」と言えば仙台市が有名ですが、実は名取市が発祥だったのです。その昔仙台藩に統治されていたころ、閖上地区含む周辺の地域は立派な平目がたくさんいて、その平目をもとに作られたのが「手のひらかまぼこ」です。のちの「笹かまぼこ」の原型になったと言われております。
その他の特産品
他にも全国的にも有名な「閖上赤貝」は身が厚くプリプリしていて、ごはんとの相性も良く、丼にしたらほっぺたが落ちそうになるほどのおいしさです。名取で昔から作られていたクールボジャメロンは津波被害から復活したものの、生産者が少ないためなかなか市場に出回らないため「幻のメロン」と呼ばれています。たくさんのおいしいものがある名取市に魅了されること間違いなしです。