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鈴鹿市は、三重県の北部に位置し、伊勢湾と鈴鹿山脈の自然に恵まれた環境にあります。自動車産業が有名で伊勢湾岸の内陸工業都市として発展を続けてきました。自然を活かした農業も盛んで「緑の工都」として現在に至ります。
特産品は「お茶・植木・水産物」
鈴鹿市は、茶園の面積が三重県最大です。煎茶と玉露の味わいを併せ持つ「かぶせ茶」は全国有数の産地でもあります。かぶせ茶100%使用のペットボトル飲料「鈴鹿茶」は、鈴鹿市の特産品として、市や商工会議所、青年会議所などと協同して生まれました。
鈴鹿市の石薬師町鞠鹿野には「植木発祥の地」の記念碑があります。日本一の生産量を誇るサツキ・ツツジを始め、生垣用、グランドカバー類などさまざまな品種があり、鈴鹿市の特産品として全国各地に出荷されています。
伊勢湾の漁場では沿岸漁業が行われているため水産物も鈴鹿市の特産品として人気があります。特に有名なのはアナゴですが、他にも、あさり・コウナゴ・マイワシ・カタクチイワシ・海苔などが年間を通して収穫されます。
見どころ
鈴鹿の名を全国に知らしめたのはF1グランプリやバイクの8時間耐久レースなどが開催される「鈴鹿サーキット」です。モータースポーツファンが各地から訪れる「聖地」としても有名です。鈴鹿市にある石薬師寺は、東海道宿場町と安藤広重の東海道五十三次に冬の寒村風景が描かれています。